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新しい天使の個展会期がずっと台風とともにある件

新しい天使の個展会期がずっと台風とともにある件 8/27ー9/1法然院(京都)で開催中の個展は会期中すべて台風10号と歩みをともにすることとなっています。


初日オープニングのムビラセレモニーはどしゃ降りの雷雨の中での開催となりました。

その後、8/29には東海道新幹線が一部不通。翌30日には東京ー大阪間が不通となり、

関東から来場を予定していた方のすべてがご来場不可能に。


さかのぼること13年前の2011年に初めて画面全てが自動書記的手法となった大物主が が完成したその日の午後に東日本大震災が。自分が描いたとも思えない今までとはあまりに異なる画風と起こった出来事に、自分だけではない何かの力で絵が完成していることを確信することとなりました。

2016年の夏至の日、この絵を地元三輪の大神神社奉納のため同社にて開催された奉納祭典の際も台風のため大神神社へ繋がる電車が不通となりました。

こちらの「月の扉・海龍の浮上」月食、皆既月食が数回続いた2014年、皆既月食の夜に搬入完了したものの、会場の百貨店のある奈良県橿原市の真上を台風が通過。百貨店自体も台風のために時短営業。しかし10年間当時、現在よくある台風を予想しての時短営業や電車の計画運休はこの時以前はあまりなかったように思います。


2017年こちらの「水底の太陽」完成の際、福岡市内で3日間の小規模なお披露目展示を開催の際、福岡市内では非常に珍しい大雪となりイベント時に勢いを増した積雪により道路状況悪化。やむなく最終日の開催は取りやめに。


さらに2019年、福岡志賀島の志賀海神社での「水底の太陽(giclee print)」の奉納式典開催時、海神(ハイシェン)名の台風が真上を通過。



そして今回、法然院(京都)で開催中の個展「Angelus Novus=新しい天使」では

美しい境内の講堂の真ん中に表題作の「Angelus Novus=新しい天使」と 「Angelus Tempos=時の天使」が鎮座しています。



実際の京都法然院の現地は8/30現在初日の雷雨以外は拍子抜けするほど静かなのですが交通の遮断と台風への不安からなかなか辿り着けない秘境のようになっている感があります。


果たしてそのような台風大騒動の中、どのような方々がこの新しい天使たちと対峙してくださるでしょうか。

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